高いコントロール性を誇る。
ローレット加工を施した、セミロングストレートバレル。
吉野 洋幸ファーストモデル。
メイングリップ部に、かかりが弱めのリングカットを配置。そのリングカットにローレット加工を施している。刻みが弱い分、ローレット加工で摩擦力を上げ、グリップ圧を落とせるので、力まずに、しっかりダーツに力を伝えながらも、手離れの良さ・抜けも抜群になっている。
吉野選手は、中央窪みに人差し指を添えて、段差を感じながらグリップを決めている。前方リングカットは、真っすぐではなく膨らみを持たせ、アシストする指がピタっと納まりストレートバレルながらグリップを決めやすい工夫もされている。
45mm、18.5gと程よいスペック+ローレット加工で、非常に高いコントロール性を誇る。どんなグリップ、スローにも対応できる万能性があるが、指の接地面が多い方やダーツが上手く離せずに飛ばないという方にも是非試していただきたい。